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1500年前の中国・北魏時代の書家、鄭道昭の書風から着想を得た新書体「イワタ鄭道昭」が、4月10日より販売開始されます。雲峰山の岩壁に刻まれた摩崖碑の拓本をモチーフに、古の息吹を現代のデジタルフォントとして蘇らせた作品です。

最大の特徴は、石に刻まれた文字特有の風化感とゴツゴツとした質感をデザインに落とし込んだ点。デジタルフォントでありながら、本当に石から拓本をとったかのようなリアルで温かみのあるテキスト表現が実現しています。書家・大庭紀霽氏が約9,000字を直筆で書き下ろすことで、フォント全体に統一された世界観と自然な呼吸が宿されました。

注目すべきは、ダブル収録された字様です。現代の標準的な字形はもちろん、北魏時代の古典的なスタイル「北魏字様」も同梱。800文字を超えるユニークな字形により、世界観を深めながら文の意味は損なわない表現が可能です。

素朴さとかわいらしさの絶妙なバランスが、書籍タイトルから歴史・文化系コンテンツ、ゲーム・映像作品まで、幅広いシーンでの活躍を約束します。古典の美しさと現代性が融合した、魅力的な新書体の登場です。