まだ梅雨入りもしていませんが、「もう夏か・・」と錯覚をするほどに気温の高い毎日。好きな文具を手に取るたびに、手汗でノートがヨレる、書いたインクが手の側面についてぐちゃぐちゃになる、ペンのグリップがじっとり滑る……そんな経験、ありませんか? じつは文具って、季節によって「向き・不向き」がけっこうあるんです。今年の夏は、ちょっとだけアイテムを見直してみませんか? 暑い季節をもっと気持ちよく乗り越えられる文具を、Bungu Post編集部が厳選してお届けします!
夏の「書く」はこんなに過酷だった
文具好きなら共感してもらえると思うんですが、夏って地味に「書く環境」が過酷なんですよね。手汗でノートの紙がふやけてボールペンが引っかかる、書いた文字がインクの乾燥前に手に移って全部台無し、プラスチックのペン軸がぬるっと滑って集中できない……。学生にとっては試験勉強の大敵だし、社会人にとっても会議メモがぐちゃぐちゃになるのは地味にストレスです。
でも、これって道具を変えるだけでかなり解決できます。夏の環境をちゃんと意識して作られた文具、あるいは夏に強い特性を持った文具が、実はちゃんと存在しているんです。そういうアイテムを知っているかどうかで、夏の「書く体験」はガラッと変わります。今回はそんな目線で7アイテムを紹介します。
暑さに強い・涼を感じる文具7選
サラサドライ
⚡ 超速乾 🌊 夏のマストバイ夏の文具といえば真っ先にこれを推したいです。ゼブラの「サラサドライ」は、従来のサラサシリーズと同じなめらかな書き心地はそのままに、新開発の「ドライジェルインク」によって従来品比で約7倍速く乾くという超速乾ボールペンです。書いた直後に手が触れても、インクが手につかない。左利きの方にとっては特に革命的な一本で、インクが手の側面に移って文字が汚れる問題からほぼ解放されます。「夏になるとサラサドライに切り替える」という文具ファンも多く、もはや夏の定番中の定番。まだ使ったことがない方は今すぐ試してほしいアイテムです。
キャンパスノート さらさら書けるタイプ
📓 夏向きノート手汗でノートがくっついたり、紙がふやけて書きづらくなったりするのは夏あるあるですが、コクヨのキャンパスノートには「さらさら書けるタイプ」というラインがあります。紙の表面がさらっとした仕上がりになっていて、手のひらが紙に触れたときの摩擦が少なく、手汗が出やすい人でも快適に書き続けられます。「しっかりタイプ」の紙はグリップ感が強く手汗が出やすくなるという声もあり、夏は特にこちらの「さらさら」のほうが向いています。毎年使い続けているキャンパスノートも、タイプを変えるだけで夏の快適さが段違いになりますよ。
サラサ 夏カラーシリーズ
💙 涼感カラー機能よりも「見た目から夏を感じたい!」という方には、カラーインクで気分を上げるのがおすすめです。ゼブラのサラサシリーズは、毎年夏になると限定カラーやパステル・ブルー系のラインアップが充実します。ミントグリーン、アクアブルー、スカイブルー系など、見ているだけで涼しくなれるような色がそろっています。手帳やノートに使うと、夏らしいページが作れて気分もアガる。「どうせ使うなら気分が上がる色で」という発想は、文具好きが一番大切にしているやつですよね。
ジェットストリーム(油性ボールペン)
⚡ 低粘度油性「水性インクは夏に滲みやすい、でも書き心地も諦めたくない」という方に強くすすめたいのがジェットストリームです。低粘度の油性インクを使っているので、汗や湿気でインクが流れる心配がなく、しかもゲルインク並みのなめらかさで書けます。「クセになる、なめらかな書き味」というキャッチコピーは伊達じゃなくて、一度使うとほかのボールペンに戻れなくなる人続出のシリーズです。夏の屋外でのフィールドワークや、手汗が多い方の日常使いにも安心して使えます。
クリッカート(モイストキープインク)
🌿 乾燥対策夏はエアコンの効いた室内での乾燥も意外と文具の大敵です。「うっかりキャップを閉め忘れたらペン先が乾いた!」という経験は誰でも一度はあるはず。ゼブラのクリッカートは、「モイストキープインク」という空気中の水分を取り込む成分を配合した水性マーカーで、ペン先が乾きにくいのが最大の特徴です。ゼブラがもともと持っていた蛍光ペンの技術を応用して生まれた商品で、カラーもポップで豊富。エアコン全開の夏のオフィスや自室で、うっかりキャップ忘れのストレスから解放してくれます。
文具トレイ「Beach」
💙 涼感インテリアこれは機能系というより「夏の気分を高める」枠のアイテムです。ミドリの文具トレイ「Beach」は、ブルーのグラデーションで海辺の波を表現したデザインのトレイで、暗闇で蓄光樹脂が光り、月明かりを浴びた浜辺のような幻想的な雰囲気になります。デスクの上に置くだけで、真夏でも視覚的に「涼」を感じられる一品。文具ってこういう「見ていて気持ちいい」アイテムが混じっているのがたまらないですよね。ステーショナリーを「使う」だけでなく「飾る」楽しさを教えてくれるアイテムです。
涼しげカラーの文具セット(水色・ミント系)
💙 夏カラー特集夏になると各文具メーカーから「涼しげカラー」の限定アイテムが一斉に出てきます。水色・ミント・スカイブルー系でまとめた文具一式を揃えるだけで、デスクまわりがパッと夏仕様に。コクヨのキャンパスノート限定デザインも毎年夏らしいカラーが登場しますし、マスキングテープや付箋でも季節感を出せます。「機能より見た目で選ぶ」という文具の楽しみ方も、立派な文具沼の醍醐味です。今年の夏は、ぜひ「夏カラー縛り」でデスクをコーディネートしてみてください!
夏の文具選び、2つの視点
今回紹介したアイテムを整理すると、夏の文具選びには大きく2つの視点があることがわかります。ひとつは「機能で選ぶ」視点。手汗・湿気・インクのよれといった夏ならではのストレスを、道具の力でちゃんと解消するアプローチです。もうひとつは「気分で選ぶ」視点。水色やミントなど涼しげなカラーや、夏のデスクが楽しくなるデザインで、文具を通じて夏をちゃんと楽しむアプローチです。
文具って、「使いやすければなんでもいい」という考え方ももちろんあります。でも、季節に合わせてアイテムをちょっと入れ替えるだけで、毎日の「書く」がぐっと楽しくなるんです。衣替えするみたいに、文具も夏仕様に切り替えてみる。そういうちょっとしたことが、文具好きの醍醐味だと思っています。
今年の夏、少しだけデスクを見直してみませんか? きっと新しいお気に入りに出会えるはずです。
どちらの視点が正解ということはなく、自分のスタイルに合わせて選んでいいと思います。「とにかく快適に書きたい」ならサラサドライやジェットストリームから試してみてください。「夏のデスクを楽しみたい」なら夏カラーの文具やミドリのBeachトレイからはじめてみるのも最高です。もちろん両方を組み合わせて「機能もデザインも夏仕様」に固めるのが、文具好きとしては一番テンションが上がるやり方かもしれませんが!
📌 まとめ
夏の「書く」は、手汗・インクよれ・乾燥など意外と過酷な環境との戦いでもあります。でも、道具をちゃんと選べばそのストレスはかなり減らせます。
速乾インクのサラサドライ、さらさら紙のキャンパスノート、湿気に強いジェットストリーム……どれも「夏に使ってみてほしい」と自信を持っておすすめできるアイテムです。
今年の夏、ぜひ「夏仕様の文具」で快適な書く体験を楽しんでください! Bungu Postでは引き続き、季節に合わせた文具情報をお届けしていきます。
